武蔵野ステークス - mil

武蔵野ステークスが今年もやってきました。過去10年のデータを見ると「上がり最速馬」が6勝ということで、芝のような決め手を持つ馬が馬券のカギを握りそうです。

今年注目の出走予定馬には、セキフウ、タガノビューティー、レッドルゼルが名を連ねています。特にタガノビューティーは、最近のパフォーマンスに波はあるものの、前走のマイルチャンピオンシップ南部杯で4着と健闘。この馬の差し・追い込み能力はこのコースで生きるでしょう。

三浦皇成騎手の好相性も見逃せません。過去10年での複勝率は66.7％と素晴らしい数字を残しています。今年は穴馬ヴァルツァーシャルに騎乗予定なので、一癖あるレース展開になれば驚きの結果を生むかもしれません。

今回の推奨馬はタガノビューティーです。ここ2戦の成績は物足りませんが、前走で復調の兆しを見せたこの馬は、得意の東京コースで見直す価値があります。また、ベルダーイメルにも注目。前走の敗因がはっきりしており、能力的にはこのレースで足りると見ています。複勝圏内での抑えにはぴったりの馬です。

さらに、注目は3歳馬ペリエール。2歳時から実績を残しており、ユニコーンステークスでの圧勝は特筆すべきパフォーマンスでした。前走は人気に応えられませんでしたが、不良馬場が影響したと考えれば、今回は強力な復活を遂げる可能性を秘めています。

そして、ダート初挑戦のステラヴェローチェにも目が離せません。芝の重賞を2勝している実力馬が、未知の領域に挑みます。不良馬場での実績もあり、このレースで結果を出せば今後の展開が非常に楽しみです。

今年の武蔵野ステークスは、実績馬の巻き返し、若き才能の躍進、そして未知なる挑戦者の奮闘に注目です。舞台は整い、あとは彼らの蹄の響きを待つのみ。レースデイが今から待ち遠しいですね。